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キャッシュの削除について

キャッシュとは一度表示したサイトのページデータをブラウザ内に保存しておく事で、再アクセス時にスピーディーに読み込みが可能となる機能です。
非常に便利な機能ではありますが、誹謗中傷が行われた際にはこの“便利さ”が仇となるケースがあります。

ページが消えたのにキャッシュが残る

キャッシュ機能の概要図

キャッシュは“ブラウザ内に”サイトの閲覧履歴を残す機能ですので、キャッシュの削除を行わない限りは古いデータが残ってしまいます。
そのため、誹謗中傷を行うサイトが消えたとしても削除される前のデータが残ってしまっている事により、検索時に表示されてしまう可能性があるのです。
誹謗中傷対策を講じた際は必ずキャッシュの方も消すようにしましょう。

キャッシュの削除方法

一般的にはキャッシュデータはブラウザや中継サーバーに残りますが、Googleやyahooといった検索エンジン上にも残ってしまいます。
そのため、検索エンジン側に対して削除申請を行う必要があります。
削除方法には以下の方法がありますので、是非お試しください。

削除依頼の送信

インデックスされたサイトの管理を行える無料ツール「Googleサーチコンソール(旧:ウェブマスターツール)」にて、キャッシュの削除申請を行う事が出来ます。

サーチコンソール「古いコンテンツの削除」

①以下のページより、削除フォームを開く
Googleサーチコンソール「古いコンテンツの削除」

②消したいURLを送信する。

以上で完了です。
ただし、こちらは既に削除されたページや画像に対してのみ有効な申請になりますので、あくまで削除・非表示等の対策を行った後の補完的な対策となります。

自然に消えるのを待つ

キャッシュは数か月経つと自然に消えますので、放っておいても問題ありません。
誹謗中傷のレベルが比較的軽微なのであれば策を講じないというのも一つの手です。

また、PCを良く利用する方はパフォーマンス向上のために定期的にキャッシュを削除している可能性が高いので、数か月を待たずとも人の目に触れる事が徐々に少なくなっていきます。
しかしながら、前述したGoogleサーチコンソールでの削除は非常に簡易な方法であり手間も掛かりませんので、まずは申請してみる事をお奨め致します。
弊社では、本対策と同時に速やかにキャッシュの削除までを行っておりますので、ご安心の上ご依頼ください。